キャスティング魚探「DEEPERシリーズ」の詳細解説

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DEEPER使用時の便利なコツ

DEEPERキャスティング時の着水音を静かにするコツ

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DEEPERは100m先の水中の様子もWiFiで受信できる、キャスティング可能な魚探です。

 

これはDEEPERを100m遠投しても普通に使えるということですが、例え100mも投げないとしても、遠投するとどうしても着水音は大きくなってしまいます。

そのため着水点付近の魚が逃げてしまうのでは、と考えてしまうでしょう。

 

またキャスティングできるとはいうものの、DEEPERは精密機器ですから、遠投して着水した場合の衝撃も、できれば少しでも抑えておきたいところでしょう。

 

着水音を静かにし、なおかつ衝撃も抑えることができれば、安心して実釣に集中できるのではないでしょうか。

スピニングリールに限定した方法ではありますが、これらをカバーできる効果的なテクニックについてご説明しましょう。

 

DEEPERの着水音について

DEEPERの重量は、PROやPRO+で100g、CHIRP+で90gです。

これらは例えば投げ釣りのオモリに換算すると、24号と26.5号程度になります。

決して重いものではないので、100mの遠投も可能です。

 

ただし、投影面積はオモリとDEEPERではかなり差があります。

 

左のDEEPERはPRO+で、右側のオモリはDEEPERとほぼ同重量の27号のオモリです。

大きさにはこれだけの差があるわけです。

 

27号のオモリを遠投すると、着水時には「ドボッ」という音がしますが、DEEPERを遠投した場合には「パシャア」という、もっと大きな音がし、重さよりも投影面積の大きさが着水音の大きさに影響していることが分かります。

 

不安要素としての着水音

釣りで狙っている魚種によって中層を泳ぐ魚か、底層を泳ぐ魚の違いがあったとしても、やはり大きな着水音がしてしまうと、魚が散ってしまうのではないかと不安になってしまうはずです。

 

もちろん、着水音がどれほど釣果に影響するのかは分からないものの、できる限り不安要素は排除したいのが釣り人でしょう。

 

そんな時に役立つのが、キャスティング時のサミングです。

この方法はスピニングリールでしか役立ちませんが、サミングを使うことによって着水音はかなり小さくなります。

また、それ以外にも色々な効果があります。

 

なおサミングは、近距離にアンダースローなどで送り込んだときには使えません。

オーバースローなどの投法で、遠投した場合に効果的な方法です。

 

スピニングでキャスティングする時のサミング

着水音を小さくするための、スピニングリールにおけるサミングの方法についてご説明しましょう。

 

まず、キャスティングは普通に投げてください。

そしてDEEPERが目標とする着水地点の半分程度まで飛んだ時、下の画像のようにスプールの周囲を軽く手で包むようにします。

 

スピニングリールでキャスティングすると、スプールからラインが放出されますが、その際スプールから膨らむようにしてラインは放出されていきます。

スプールの周囲を軽く手で包むようにすると、ラインが出ていく際に手に当たるので、無駄にラインが放出されないだけでなく、投げたDEEPERに軽いブレーキがかかることで、ふんわりと着水するようになります。

 

効果1:着水音が小さくなる

スピニングリールでDEEPERをキャスティングする際にサミングすると、前述したように着水音がかなり小さくなるため、着水地点付近にいる魚を散らしてしまう可能性が低くなります。

 

例えばオモリをサミングして投げると「ドボッ」という音から、「ボッ」という音に変化し、DEEPERなら「バシャア」という音から「パシャ」という音に変化します。

 

そのため、ポイント周辺を何度もDEEPERで探ることに抵抗感も少なくなるのではないでしょうか。

 

効果2:ラインが風に流されにくくなる

さらにサミングには、DEEPERと共に放出されるラインが余分に出ていくことを抑える効果があります。

 

これは例えば横風があった場合など、ラインが風にあおられて余分に放出され、水面に曲がった状態で漂ってしまいます。

 

この状態でDEEPERを回収しようとリールを巻き取ると、DEEPERが直線的に戻ってくるのではなく、漂ったラインの場所をたどるように戻ってきてしまいます。

DEEPERを投入した場所から足元まで、直線的に水中の状況を知りたくても、DEEPERが真っ直ぐ戻ってくれないわけです。

 

さらにこの時、風にあおられたラインが障害物にひっかかっていれば、キャスティングしたDEEPERは回収できないことになりかねません。

つまりDEEPERを遠投する時にサミングをすれば、ラインは風にあおられにくくなり、障害物があるエリアでもDEEPERを狙った場所に投入しやすくなる効果もあるのです。

 

まとめ

DEEPERをスピニングリールで遠投した際の着水音を少しでも小さくする方法、サミングについてご説明しました。

 

サミングをマスターしておくと、横風がある時でもラインが流されにくくなり、DEEPERを効率的に使うことができます。

 

是非活用してみてください。

 

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