キャスティング魚探「DEEPERシリーズ」の詳細解説

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DEEPERの種類について

DEEPER各種のソナー周波数や発信角度について

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DEEPERシリーズは機種によってソナーの周波数や発信角度が異なります。

この意味するところや、使い方についてご説明しましょう。

画像引用:deepersonar.com

魚探のソナー周波数と特徴について

魚探はDEEPERシリーズを含め、どのような種類のものでも超音波を水底に向けて発信し、帰ってくるまでの時間から障害物の様子や水深などを判断しています。

 

超音波の周波数は魚探によって様々ですが、漁船などで使用されている魚探では低周波と高周波の2種類を組み合わせたものが使用されています。

それは周波数によって探知できる角度、すなわち範囲や精度が異なるからです。

 

例えば低周波の超音波は広い範囲、つまり大きな角度を探知することができますが、探知精度はやや劣ります。

一方、高周波の超音波は狭い範囲、すなわち小さな角度しか探知することができませんが、その精度は非常に高いものになります。

 

2種類の超音波を組み合わせて使うと、広い範囲を探りながら、その中の特定個所をより高精度で調べることができるわけです。

 

DEEPER各シリーズのソナー周波数と発信角度

DEEPER各シリーズでは、PROシリーズとCHIRPシリーズで使用される周波数や発信角度が異なります。

 

PROシリーズ(PROおよびPRO+)の場合

PROシリーズの場合、周波数は90 kHz (発信角度55度)と290kHz (発信角度15度)の2種類が使用されています。

画像引用:deepersonar.com

 

広い範囲を探りたい場合には発信角度が55度と広い90 kHzを使用します。

これにより、大まかに魚影や水底の様子を把握することができます。

 

広範囲を探った時に気になるポイントを発見したら、は新角度が15度と狭い290kHzを使ってより詳しい状況を探知することができます。

 

CHIRPシリーズ(CHIRP+およびCHIRP+2)の場合

CHIRPシリーズの場合、周波数は3種類が用いられており、100 kHz(発信角度47度)、240kHz(発信角度20度)、675kHz(発信角度7度)となっています。

 

画像引用:deepersonar.com

 

まず発信角度47度の100 kHzを使用して釣り場全体の用数を把握します。

その後、その中の気になるポイントの様子を把握するのに発信角度20度の240kHzを用い、詳しく調べます。

 

さらに特定の魚の様子を詳しく知るためには、発信角度7度の675kHzを使用して探知することもできるわけです。

 

2種類以上の周波数を使用できる利点とは

上記のようにDEEPER PROシリーズでは2種類の周波数による探知をおこない、CHIRPシリーズでは3種類の周波数で探知していますが、そのメリットとはどのようなものなのでしょうか。

 

例えば超音波の発信角度が狭いもの、つまり高周波でしか探知できなかった場合、広い釣り場の全体像を把握するのに時間がかかってしまいます。

 

釣りのポイントはまず全体像を把握することで、釣果につながりそうなエリアを把握することができますが、いきなりピンポイントの情報を得ても、その場所よりももっと釣果につながりやすい場所があるかもしれません。

 

また、CHIRPシリーズの最も高周波である675kHz(発信角度7度)は、エサになるベイトフィッシュを追っかけているなど、魚の様子まで探知することができ、より釣果につながりやすい情報を得ることができるわけです。

 

つまり、PROシリーズでも釣果につながりやすいポイントを素早く発見することができますが、より高性能なCHIRPシリーズなら、喰い気がある魚まで発見することができるわけです。

 

まとめ

DEEPER PROシリーズとCHIRPシリーズでのソナー周波数や種類の違いについてご説明しました。

 

ソナー周波数は上手く切り替えて使えば、より早く釣り場全体の地形や状況を把握できるだけでなく、魚影の濃い場所、さらには喰い気がある動きをしているかどうかさえ把握できるようになります。

 

DEEPER PROシリーズやCHIRPシリーズを使う際には、是非活用して欲しい機能です。

 

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