キャスティング魚探「DEEPERシリーズ」の詳細解説

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DEEPER使用時の便利なコツ

DEEPERキャスティング時にデータを正しく表示するコツ

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DEEPERは上手く活用すると水底の地形だけでなく、魚影、水深、ストラクチャーの有無も判断できるため、釣果アップやルアー、タックルのロストを防ぐこともできるなど、非常に便利な機能を備えています。

 

しかしボートやカヌー、氷上穴釣りなど、垂直に着水させて使用する場面では起こりえないデータ表示が実際と異なってしまう現象がキャスティングして使用する場合に起こることがあります。

 

なぜデータ表示が実際と異なってしまうのでしょうか。

またどうすればこの現象を防ぐことができるのでしょうか。

 

キャスティングした場合に起こりうる問題とは

魚探は超音波を水底に向けて発信し、跳ね返ってきた超音波の到達時間によって魚影や水深、水底の様子などを判別しています。

DEEPERも同様で、「真下に向けて」超音波を発信し、反射してくる超音波を捉えているわけです。

この「真下に向けて」というのが、DEEPERの使用状況によっては影響が出る場合があります。

 

垂直に落として探る場合は問題ない

水中の様子を知るためにDEEPER使う場合、ボートやカヌーなどから足元に落とす、氷上穴釣りのために穴の中に落とすなどの使い方は、DEEPERの天地が傾くことはありません。

 

これはDEEPERの超音波が真下に向けて垂直に発信されている状態であり、この状態で使用している限り、水中の魚や水底に真上から超音波が当たり、垂直に反射してくるのでデータの信頼性は高いといえます。

つまり水深や補足した魚の大きさなどは正確であると判断できます。

 

DEEPERが傾いた状態では正確なデータが得られない

DEEPERのデータが疑わしくなってしまうのは、DEEPERをキャスティングし、リールで巻き取りながら水中を探っている場合、もしくは流れのある場所でDEEPERを使用している場合です。

 

このような状態のとき、DEEPERはどうしても斜めに傾いてしまいます。

すると超音波も斜めに発信されることになり、反射して戻ってくるまでに時間がかかってしまいます。

 

こうなると実際の水深より、データは深い深度を表示するようになってしまうだけでなく、補足した魚の大きさも、実際より大きく表示されてしまいます。

さらに水底の地形も正しく表示されなくなってしまう可能性があります。

 

使用状況に応じたDEEPERのセット方法

上記のようなデータ表示が実際と異なってしまう現象は、従来からある船に固定する魚探であっても、船が極端に斜めになると起こりうる現象です。

 

しかしDEEPERの場合、ボートなどに固定して使用するだけでなく、DEEPER本体を流れの早い場所に投入したり、キャスティングしてリールで巻きながら探るという方法ができるため、傾いた状態になりやすいことが挙げられます。

 

しかしこのことに対しては、事前に対応策が考えられているので、安心してください。

それはDEEPER本体とラインをつなぐ接続ボルトの位置を、状況に応じて変更することで解決できるのです。

 

以下の画像はDEEPER PRO+の接続ボルト位置を矢印で示したものです。

 

接続ボルト位置は「真上」、「斜め上45度」、「斜め下45度」の計3か所にあります。

DEEPERを使用する状況に応じて接続ボルトの位置を交換していくことで、DEEPERが傾くことがないよう考慮されているのです。

 

例えば、「真上」に接続ボルトをセットするのは、ボートやカヌーで船のすぐ脇に着水して使用したり、ワカサギ釣りなどのように氷上に穴を開けて魚影を確認する場合などに使います。

 

「斜め上45度」に接続ボルトをセットするのは、オカッパリからキャスティングして使用する場合です。

 

また「斜め下45度」に接続ボルトをセットするのは、川などで流れが比較的強い場合です。

 

もちろん釣り場の環境や使用状況によって、この通りでは上手くいかないケースも出てくるでしょう。

その場合は臨機応変に接続ボルト位置を変え、DEEPERが斜めにならないようにセッティングしていけば良いのです。

 

まとめ

使用環境や状況に応じて接続ボルトのセッティングを変えていけば、DEEPERのデータが常に正しく表示されることをご説明しました。

 

DEEPERの性能をフルに発揮できれば、これまでになかった釣果が得られるはずです。

是非実践してみてください。

 


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